脳梗塞の前兆と後遺症について

脳梗塞とは、血栓が脳の血管に詰まって血流が遮断されることで、脳細胞が損傷して体の機能がダメージを受ける病気の総称です。 原因は高血圧や糖尿病であることが多く、生活習慣病と併発するケースがか目立ちます。

遺伝でかかりやすさが変化する病気なので、遺伝子検査をオススメします。 脳梗塞の前兆は、右か左側のどちらかの半身の感覚が鈍くなることです。

数分から1時間程度で消える一時的な症状でもありますので、突然しびれがきてすぐに回復するといった前触れが多いです。 この前兆が発生したときにすぐに病院で診察を受ければ治療も早急に可能です。

また、視界の見え方がおかしくなったり、中心部以外が黒く見えたりするようになります。 さらに言語障害として、ろれつが回らなくなります。


立ちくらみのように血圧の変化によって身体がフラフラするようならば脳血管疾患の可能性があります。 しびれを放置しておくと、ある日突然意識不明になってしまう可能性があります。

脳梗塞の後遺症は、前触れがさらに悪化したような状態です。 右足だけが動かなくなったり、きちんと喋ることができなくなるなどの症状があります。 リバビリである程度まで体の機能は回復しますが、脳血管疾患に罹患する前の状態まで完璧に治す(完治)ということは難しいです。


脳梗塞の治療としては、点滴で血栓を溶かすためのお薬を使う抗血栓療法をメインとして、抗浮腫療法や脳保護療法などがあります。 大きな血栓が脳につまっている場合は、ふとももの動脈からカテーテルを入れる血管内治療を実施することもあります。

開頭手術をしないため患者さんへの負担が少なく、手術による死亡率も格段に下がるというメリットがあります

血栓溶解療法では、低分子デキストランで血液の粘度を下げて血流の回復を図ります。 脳梗塞が再発する確率は、1年以内に10%、5年位内に30%となっています。 特に発病してから1週間以内の死亡率が高く、1ヶ月以内は集中的な治療が行われます。


心原性脳梗塞や若年性脳梗塞の予防のためにも、チクロピジンやシロスタゾール、クロピドグレルが使用されます。 CTで脳の血管を細かくチェックして、つまりやすそうな箇所がないか確認することで予防に役立ちます。

アテローム血栓性脳梗塞は、血管に脂質であるコレステロールが詰まって起こります。

アテローム血栓性を発病してしまうと、再発する場合もアテローム型である可能性が高いです。 動脈が硬化してしまうと微小なコレステロールの固まりが血管に付着してしまうため、病巣が発生しやすい環境になります。